バス
バスは地下鉄が通っていないエリアまでアクセスできるため、徒歩移動を最小限に抑え、効率よく旅行を楽しむことができます。今回は、クモの巣のように張り巡らされた韓国のバスについて、わかりやすく解説します。
韓国のバスって?
おすすめポイント

地下鉄のないエリアまでカバー
- 慣れると一番ラク
- 階段の登り降りがない
- バス専用レーンで渋滞の影響を受けにくい
- 歩くには少し遠い場所や地下鉄のない場所など、目的地までの移動がスムーズ!
こんな人におすすめ

韓国をもっと楽しむならバス!
- 効率よくラクに移動したい人
- 韓国の街並みを楽しみたい人
- いちいち駅まで行くのが面倒な人
- 韓国に何回か行ったことがある人
バスの料金
現金の使えないバスが多いため、『交通カード』を準備しましょう。乗り換えをせず1度のみ乗車する場合は、距離に関係なく「基本料金のみ」を支払えばOK!
子ども(満6〜12歳)

幹線バス:550ウォン
支線バス:550ウォン
マウルバス:400ウォン
循環バス:500ウォン
広域バス:1,500ウォン
青少年(満13〜18歳)

幹線バス:900ウォン
支線バス:900ウォン
マウルバス:600ウォン
循環バス:800ウォン
広域バス:1,700ウォン
一般(満19歳〜)

幹線バス:1,500ウォン
支線バス:1,500ウォン
マウルバス:1,200ウォン
循環バス:1,400ウォン
広域バス:3,000ウォン
※ 満6歳未満の乳幼児は、大人1人が同伴すれば3人まで無料
※ 交通カード利用時のみ、始発から朝6:30までの間は20%割引(乗り換え時は除く)
※ 時間や料金は変更される場合がございますので、最新情報はお客様自身でご確認ください
ソウル市内のバスの種類

幹線バス(青のバス)
ソウル市内で最もよく見かけるバス
- 韓国で最も一般的なバス
- ソウルの端から端まで移動が可能
- ソウル市内で最も長距離を走る

支線バス(緑のバス)
地下鉄や他のバスへの乗り換えが便利
- 幹線バス(青)の次に一般的なバス
- 幹線バス(青)や地下鉄駅との連結重視
- 地域内の移動を円滑にする役割

マウルバス(小型バス)
細かい道も通る住民のためのバス
- 短い間隔で停車し住宅地の隅々まで走行
- 区の名前と2桁の番号(麻浦01)が付く
- お年寄りや子連れに優しいバス

循環バス(黄緑のバス)
ソウルの特定の観光エリアのみを循環
- 停留所が少なく短時間で移動可能
- 効率の良いショッピングや観光に最適
- ソウル駅や明洞、東大門、Nソウルタワーなどを結ぶ

広域バス(赤のバス)
京畿道や仁川まで運行する急行バス
- 長距離バスのため料金設定が高め
- ひと駅の距離が長いため間違えると大変
- 市内も走るが短距離利用はコスパが悪い

空港バス
空港と市内を結ぶバス
- 路線により本数や運賃が異なる
- 大きな荷物も預けられて電車より快適
- 乗り換え不要のため目的地まで一直線


乗車の簡単6ステップ

1. バスの停留所に行く
バス停のイラストが目印
- バス停は道路際と道路中央の2タイプ
- 道路中央のバス停はバス専用レーンで、渋滞に巻き込まれず速く移動できる

2. バス停が合っているか確認
停留所の掲示板でバス番号を確認
- バス停の掲示板で、自分が乗るバスの番号があるか確認する
- ほとんどの停留所には電光掲示板があり、到着予定時刻も確認できる

3. バスに乗車する
バスの番号を確認→乗るアピールを
- バスの前面の番号を見て、自分が乗るバスか確認する
- 乗る意思表示をして前方から乗車(混雑時は前後開放する事も)

4. 料金を支払う
車内で交通カードのチャージ不可
- 交通カードをカードリーダーにタッチして支払う(現金は使えないバスが多い)
- 乗車前に交通カードの残高確認とチャージを忘れずに

5. ブザーを押す
前のバス停を過ぎたらブザーを押す
- 「次のバス停&次の次のバス停」を一度にアナウンスするので降り間違い注意!
- 韓国語が分からない人は、地図アプリで現在地を確認しながら乗るのがおすすめ

6. バスから降車する
降りる時もカードリーダーにタッチ
- バス → 地下鉄に乗り換える場合、タッチし忘れると乗り換え割引が適用外に
- ドアが閉まるのが早いので、すぐに降りられるよう準備しておく
バスのよくあるトラブル
もし何かわからないことがあれば、周りの現地の人を見て『マネ』してみましょう!意外となんとかなるものです。

1. 交通カードの残高不足
バス乗車前に残高を必ず確認!
バス内ではチャージできません。乗車前に必ずアプリで残高を確認し、不足があればチャージしてから乗車してください。
※残高が不足している場合は、運転手に現金払いが可能か尋ねましょう。

2. バスで乗り過ごした
降車して反対方向のバスに乗る
乗り過ごしたら次のバス停で降り、反対方向に向かう同じ番号のバスに乗り換えればOK!3~5分間隔で運行しているので安心◎
※ただし、運賃は再度必要となります。

3. 案内が聞き取れない
現在地を常に確認しておく!
Naverマップで「現在地が目的駅に近づいたら降りる!」という方法が、降り間違いを防ぐ最も確実な方法です。
※1つ手前のバス停を過ぎたら、交通カードをタッチしておくとスムーズ◎

4. バス停でスルーされた
乗ります!アピールを全力で
気を抜いてベンチに座っていると、運転手から「乗らない客」と判断され、スルーされてしまいます。
※バスが来たら前に出て、熱い視線を送ったり手をあげてアピールしましょう!
事前に知っておくと役立つ知識
テイクアウト用コップの持ち込みはNG !
ソウルの市内バスでは、2018年1月から飲食物の持ち込みが制限されています。テイクアウトの飲み物や、市場などで買った食べ歩きフードなど、こぼす恐れがあるものは乗車を拒否されることも…バスに乗る前に飲食を終えるか、袋に入れて乗るようにしましょう。なお、フタつきのタンブラーやペットボトルはOKです。
韓国のバスはジェットコースター!
韓国のバスは、急発進と急ブレーキが多く、ポンポンとかなり揺れます。日本のバスに慣れている人は「荒い運転」と感じたり、車酔いしやすい人は特に注意が必要です。また、両手に荷物を持って、立ったまま乗車するのはかなり至難の業!韓国はタクシーが安いので、荷物が多い時はタクシーが無難です。
現金はほぼ使えない
支払いは原則「交通カード」か「現金」とされていますが、実際に現金を利用する人はほとんど見かけず、そもそも現金の使えないバスも多いです。さらに、車内に両替機もないため、『バスで現金は使えない』と思っておいた方がトラブルを避けられます。
車内アナウンスがややこしい
バス車内では、実際に降りる駅とその次の駅が同時にアナウンスされるため、外国人が誤って降りてしまうケースが多いんです。車内アナウンスでは、「今回(イボン)の停留所は○○駅です。次(タウム)の停留所は○○駅です。」とアナウンスされるので、『イボン=降りる』と覚えておけば安心です。
前から乗って後ろから降りる
原則的には、「前から乗って後ろから降りる」のが普通ですが、混雑時は少しでも空いているドアから乗降することが多いです。現地の人の行動をよく観察しながら、周りに合わせて行動しましょう。
乗る時もタッチ!降りる時もタッチ!
交通カードを利用する場合は、「乗る時」と「降りる時」の2回カードリーダーにタッチしなければなりません。基本的に「乗るとき」は前のカードリーダーに、「降りる時」は後ろのカードリーダーにタッチしますが、前後どちらでタッチしても問題ありません。
降りる時はとにかく「素早く!」
韓国ではなんでも早くする「パリパリ文化」があるため、行動が遅いとバスから降りることができません。降りる1つ手前のバス停を過ぎたら出口まで移動して、交通カードをタッチするのが韓国流です。「フライングでは?」と思われがちですが、韓国では停車時間が短いため、日常的によく見る当たり前の文化です。
複数人分を一気に払える
残高や現金が足りなかった場合など、一枚の交通カードで2人分まとめて支払うことができます。機械にタッチする前に運転手に向かって、「2人です(두명이요/トゥミョンイヨ)」というと、2人分読み取れるように操作してくれます!
現在地をこまめに確認
「Naverマップ」はそのまま開いておいて、常にルートを表示させながら「自分が今どの位置にいるのか」を確認しておくと安心。降りる前のバス停を過ぎたことも分かるので、韓国語がわからない場合でも「乗り過ごしてしまった…」なんてことも防げます。