目次
韓国で受けた口角挙上の失敗談①

今回の記事は『口角挙上』のリスクと『シャドウドクター』に関する注意喚起を中心にまとめています✍️ 口角挙上は他の大掛かりな整形手術に比べると「少し切って縫うだけの手軽な施術」というイメージを持たれがちですが、後悔する方がとても多い施術でもあるんです…。この記事では私自身が実際に体験した失敗談を交えながら、施術を受ける前に知っておいてほしいことや注意すべきポイントについて具体的にお伝えしていきます。

口角挙上を受けようと思った理由は、大きく分けて次の3つでした。
① 左右非対称の唇の形を改善したい
② 韓国人のようなキュッと上がった唇になりたい
③ フィラーなど、定期的にメンテナンスが必要な施術は面倒
2年前の当時は韓国に住んでいたこともあり、思い立ってからわずか1週間で2つのカウンセリングを受けに行きました。
ドクターからは「口角が劇的に変化するわけではないが、自然にクイっと上げることは可能」と言われました。また、気になっていた左右の非対称についても「完全に揃えるのは人間の構造上難しいが、最大限合わせてくれる」と丁寧な説明をしていただきました🙆♀️
どちらのクリニックも印象が良かったのですが、その中でも自然な仕上がりの症例が多い方を選ぶことにしました。
ちなみに、韓国では口角挙上を受ける人が少ないため施術できるクリニック自体が限られており、選択肢も多くありません🥲

麻酔をかけるので、朝ごはんを食べずにクリニックに到着 !
【当日の流れ】
①荷物をロッカーに預け手術服に着替える
②洗顔する
③通訳の方と一緒に手術室へ入る
ここまではごく一般的な流れだったのですが、手術室に入った途端大きな違和感がありました…。
それは、執刀してくれるドクターと看護師の他に『研修医らしき男性』が立っていたこと😨 特に説明もないまま手術台に横になり、麻酔をかけてそのまま手術が始まりました。

術後はベッドで目が覚めて、30分ほど休んでから帰宅。口元にはガーゼが貼られており「当日は剥がさないように」との指示を受けました。
そして翌日、ドキドキしながらガーゼを剥がしてみると…口角がクイッと上がっていてテンションMAX ! それと同時に「左右の非対称」が治っていないことが気になりました🥲
そこで通訳の方にLINEで相談すると、「まだ術直後で腫れているし、1~3ヶ月ほどかけて変化していくのであまり気にしなくても大丈夫ですよ」と返事をいただきました。
自分でも「確かにそうだよな」と思い、しばらく様子を見てみることに。
ちなみにダウンタイム中は、腫れを抑えたり感染症を予防したりするため毎日のケアがとっても重要になります。
【毎日のケア】
①精製水で患部をやさしく拭き取る
②患部に軟膏をしっかり塗る
③処方された薬(抗生剤・痛み止め・胃薬)を飲む
④保冷剤で患部を冷やし、腫れを抑える
全て重要な工程ですが、感染症予防のための「抗生剤」は必ず飲みきるようにしましょう⚠️

1週間後に抜糸をすると、腫れがどんどん引いていきました。
術後1ヶ月の時点では口角が不自然にクイっとしていましたが、2ヶ月もすると自然な形に馴染んでいきました。
しかしこの頃から今に至るまで悩まされ続けているのが、口元にくっきりと残ってしまった『傷跡』です…😭
もともと口周りは切開部が動きやすい部位のため、高確率で傷跡が残るということは知っていました。しかし「自分はケロイド体質でもないし大丈夫だろう」と簡単に考えていたんです。
その結果、手術から約2年経つ現在でもはっきりと傷跡が残っています😱
傷跡の段差や凹凸を滑らかにするため「CO2レーザー」を受けたり注射を打ったり、さまざまな治療を試しましたが効果を実感することはできませんでした。

どんな施術にも必ずメリットとデメリットがありますが、今回は私が口角挙上を受けて感じたことを分かりやすくまとめてみました✍️
【口角挙上のメリット⭕️】
①口角が上がる
②口の横幅が広くなり歯がよく見える
③半永久的な効果を得られる
【口角挙上のデメリット❌】
①傷跡がしっかり残る
②思ったより口角が上がる効果が弱い
③左右差が思ったより改善されない
④口が閉じにくくなる(寝ている時も開いてしまう)
自分的に最大のメリットだったのが『口の横幅が広がった』ことです。笑った時に今まで見えなかった歯まで綺麗に見えるようになったのは、かなり嬉しい変化でした。
一方でデメリットとしては、傷跡や左右差が気になるだけでなく『口が閉じにくくなった』ことです。寝ている間も口が開いたままの状態になり、日常的にも閉じることを意識するように…。
もちろん個人差はあると思いますが、私の場合はメリットよりもデメリットの方が圧倒的に大きな施術となってしまいました。→②に続く
※すべての情報の無断転載・二次利用を禁止します。
※この記事はあくまで個人の体験に基づいたものです。すべての方に当てはまるわけではありませんので、ひとつの参考としてご覧ください。