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韓国バスを乗りこなすコツ

ソウルには地下鉄、バス、タクシーなど移動手段が豊富ですが、地元民は圧倒的にバスを利用する人が多いんです。バスは一見ハードルが高いですが、慣れるとこれほど楽なものはない✨ 今回は“バスを使いこなすコツ”をご紹介します。

支払いは「現金」か「交通系ICカード(T-money)」の2つの方法があります。
【💰現金を利用する場合】
・運賃箱に1,000ウォン札か硬貨を入れる
・乗車前に両替を忘れずに(※車内に両替機なし)
【💳交通系ICカードを利用する場合】
・乗るときと降りるとき、計2回カードリーダーにタッチ
・乗車前にチャージを忘れずに(※車内でチャージ不可)
注意すべき点は「現金が使えないバス」が増えていることです。T-moneyカードがないと乗車できない場合が多いので、事前に準備しておきましょう。
また、現金や残高が足りない場合は、T-moneyカードで2人分の運賃をまとめて支払うことができます。運転手さんに「2名です:두명이요(トゥミョンイヨ)」と伝えて、少し待てば処理してくれます。

韓国での移動に欠かせないツールが、いわゆる韓国版Googleマップとも言える「Naverマップ」。これがないとバスに乗れない ! というくらい韓国での移動には欠かせないツールです💡
なぜGoogleマップじゃダメなの ? と思う方も多いかもしれませんが、韓国ではGoogleマップをほとんど使用しないため交通情報や地図が更新されていない場所が多く、旅行で使うだけでもかなり不便です⚠️
一方、Naverマップは近くのバス停、バスの番号、バスの待ち時間、所要時間、運賃など、目的地までのすべての情報を詳しく提供してくれます。また、日本語にも対応しており使いやすさも抜群。もちろん無料で利用できます👍
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、Googleマップと使い方が似ているので、少し使えば感覚で操作方法が分かるようになります。ぜひ移動の際に活用してみてください💡

韓国のバスは、「バスが乗客の前に停まる」のではなく「乗客がバスの前に移動して乗る」スタイルです。しっかり乗車意志を伝えないと、バスはドアも開けずにそのまま通過してしまうことが多いので要注意⚠️
✅ 乗りたいバスが近づいたら…
必ず運転手さんから見える位置に立ち、手をあげるか、運転手さんと目を合わせて「乗ります」アピールをしっかりしましょう。これでバスが停車してくれます◎
⭕️ 乗る場合は
乗車してすぐに交通カードをタッチするので、T-moneyも手元に用意しておきましょう。
❌ 乗らない場合は
乗らない場合は視線をそらして「乗りません」という雰囲気を出しておくのがポイント !

一番注意すべきは、このジェットコースター並みの揺れ。韓国のバスは、乗客が座る前に出発するので、すぐに座るか手すりをしっかり掴む必要があります⚠️
急発進や急ブレーキでバスは大きく上下にバウンドし、特に「過速防止段(과속방지턱)」という道路の段差を越えると激しく揺れます。これはスピードを抑えるために設置されたもので、バスがスピードを落とさずに通過することで車内が大きく揺れます🫨
韓国の方々は慣れているのか平然と立っていますが、初めての人にとってはかなりのハード体験…。大きな荷物を持っているときは、市内バスの利用を避けましょう🚫

韓国のバスでは「今回の停留所は○○駅です。次の停留所は○○駅です。」というように、一度の放送で2つの停留所の名前がアナウンスされます。これがかなりややこしく、慣れるまでは一つ前の駅で降りてしまいがち😅
慣れないうちは、Naverマップを使って自分の現在地を確認しながら移動することを強くおすすめします。これにより、一つ前の駅で降りてしまうなんてことも防ぐことができます。
ただし、Naverマップの停留所名がハングル表記のみの場合もあるので、アプリで表示された停留所の前にあと何駅あるのかを数えておくと安心です✨
また、実際の進行位置とアプリの表示に多少の誤差が生じることもあるのでアナウンスにも注意を払いましょう。