ソウル地下鉄1〜8号線を運営するソウル交通公社の労働組合が、12月12日に全面ストライキに突入する可能性を発表しました。
労組は以下の点を要求しています。
・進められている人員削減の中止
・賃金削減の撤回 (政府基準の賃上げ率3％の反映を要求)
・新規採用の拡大 (来年初めに約1,000人不足の見込み)
ストライキに向け、労組は11月27日に市庁前で大規模な決起大会を実施し、12月1日からは規定外の作業を行わない “順法運行” に入る予定です。もし12日までに主要な争点で合意に至らなければ、実際にストが実施され、首都圏の交通に大きな混乱が生じる可能性があります。
ストが実施されると、地下鉄の運行本数の減少や遅延が予想され、観光や移動のスケジュールにも影響が出ることが考えられます。
旅行中は市内バスやタクシー、配車アプリの利用、AREXなどスト対象外の鉄道路線を活用するなど、事前に代替手段を把握しておくと安心です。