除夜の鐘打鐘イベント

2025.12.312026.1.1
除夜の鐘打鐘イベント

About this Event

ソウルの中心・鐘路に位置する「普信閣 (ポシンガッ)」では、韓国を代表する年末年始イベント「除夜の鐘打鐘式」が毎年12月31日に行われます。1953年から続く伝統行事で、新年を迎える瞬間に合わせて計33回鐘が打ち鳴らされるのが特徴です。この回数は、仏教における煩悩を象徴しているとも言われ、新しい年を清らかな気持ちで迎える意味が込められています。

普信閣はもともと朝鮮時代、城門の開閉や非常事態を知らせる役割を担っていました。現在吊るされている鐘は、国民の寄付によって新たに鋳造されたもので、1985年に設置されました。普段は静かに佇む歴史的建造物ですが、大晦日だけは一変し、約15万人もの人々が集まる一大カウントダウン会場となります。

イベント当日は、著名人による打鐘や祝賀公演が行われ、0時の瞬間には鐘の音とともに花火や演出がソウルの夜空を彩ります。この光景は、ソウルの新年を象徴する風物詩として親しまれており、毎年多くの市民や観光客が新年の始まりを分かち合う特別な時間となっています。

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