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韓国の交通機関がキャッシュレス化 ! やり方を徹底解説

2025年7月21日、Apple Payが「T-money」に対応したと発表しました。これにより、AppleウォレットにT-moneyカードを追加するだけで、韓国全国の地下鉄やバスにワンタッチで乗車できるようになりました。この記事では、設定方法から使い方までを徹底解説していきます。
追加方法はとっても簡単 !

まずは、iPhoneやApple Watchの「Appleウォレット」にT-moneyカードを追加する必要があります。
【追加方法】
① iPhoneの「ウォレット」アプリを開く
② 右上の「+」ボタンをタップし「交通系カード」を選択
③ リストから「T-money(티머니)」を見つけて追加すれば完了
【チャージ方法】
① 10,000ウォン、30,000ウォン、50,000ウォンなど好きな金額を選択して「追加」
② Apple Payの支払い画面が表示されるので、電源ボタンをダブルクリックすれば完了
とっても簡単ですよね ! 追加したT-moneyカードにチャージすれば、すぐに使うことができます。
ただし、Appleウォレット経由でチャージする場合は、Apple Payに登録された「現代カード (ヒョンデカード)」が必要となります。つまり、現時点では韓国の現代カード所有者のみがオンラインチャージすることができます。
駅やコンビニからのチャージは可能 !

とはいえ韓国国内のクレジットカードがなくても、駅の券売機などで物理カードと同じように現金チャージすることは可能です🙆♂️ 日本の皆様は以下の手順で登録してください。
【外国人の追加方法】
① iPhoneの「モバイルT-money」アプリをインストール
② 「START」ではなく『Browsing』から登録
③ 「Apple walletに追加」をタップ
④ 利用規約に同意する
⑤「次へ」を押す (追加が終わるまで待つ)
⑥ 追加されたら完了 (※チャージは駅やコンビニからウォン現金でする)
便利な機能

このサービスの便利な点といえば、「エクスプレスモード」に対応していること。画面のロック解除やデバイスを起動させる必要もなく、決済端末にデバイスをかざすだけで改札を通過することができるんです✨
また、iPhoneのバッテリーがない時でも、予備電力機能により一定時間は交通機関の利用ができます。
※この機能の利用には、iOS 17.2以降を搭載したiPhone XsおよびiPhone Xr以降のモデル、またはwatchOS 10.2以降を搭載したApple Watch Series 6およびApple Watch SE (第2世代)以降のモデルが必要
ちょっと面白い裏話

実は、Apple Payは2023年3月に韓国でサービスを開始しましたが、コンビニや一部のカフェでしか使えず、最も重要な交通カード機能がなかったため「中途半半端なサービスだ」という声が多くありました。
ライバルのSamsung Payでは使えるのに、なぜiPhoneでは使えないのかと疑問に思っていた人も多いはず…。
そんな中、先月T-moneyの公式SNSで「もうすぐ会えます ! 」とヒントだけを発信していましたが、その後予告もなくサプライズでサービスが開始されました。韓国上陸から約2年、ついに交通カードという最後のピースを手に入れた「Apple Pay」。これから本格的な競争が始まりそうです😏